私たち中央地区社協では核家族化が進み、高齢者のみの世帯の割合が高いことから世代間交流を活発化させる必要を感じていました。そこで、2009年度から“三世代 心でつながる街 中央地区”をキャッチフレーズに世代間交流拠点を中心に取り組みを進めてきました。
具体的には「ふれあいふじみ」「ふれあいむらとみ」「ふれあい中央」3つの拠点を立ち上げています。これは毎月、自治会館等で工作や歌、ゲーム等楽しい時間を過ごすもので、夏には流しそうめん、冬はもちつきと季節にあったイベントも地域と連携して開催。自治会や年齢の枠を超えた交流の場となり、参加者からは毎月楽しみにしているとの声を頂いています。また「ふるさとまつり」等で三世代交流ブースを設け、イベントに花を添えています。
更に1月、相生地区に「ふれあい相生」が立ち上がりました。自治会長・民生委員・老人クラブ・こども会の方達で話し合いを重ね、「お汁粉を食べてゲームをしよう!」と呼びかけたところ、赤ちゃん連れから90代の方まで160人以上が参加し、素晴らしい交流が行われました。さらに松が丘・弥栄・高根での実施が検討されています。
取り組みを通じて感じるのは団体や人の交流も活発になり、街中でも挨拶を交わすようになる等「心のつながり」が生まれてきたことです。「三世代 心でつながる街 中央地区」が実現しつつあることを実感しています。そしてさらに活動を広げていきたいと考えています。